ラブラドライト/Labradorite

ラブラドレッセンス(labradorescence)と言われる遊色効果が特徴的な斜長石。カルシウムが豊富な長石とナトリウムが豊富な長石の薄い層が光を拡散し、特徴的な輝きが出る。大きな塊で産出されることが多く、形の良い結晶はめったに見られない。

多くのラブラドライトは地色が黒灰色、青などだが、白〜無色のものも存在し、それらは「レインボームーンストーン」として販売されていることがある。ムーンストーンと比べると、シラーが強いので見分けはつきやすい。

主な産出国は、カナダ、フィンランド、ノルウェーなど。フィンランド産のラブラドライトは、強いラブラドレッセンスを呈する石が採掘されることがあり、そのような石はスペクトロライト(spectrolite)と呼ばれることがある。

ムーンストーン(左)とラブラドライト(右)

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石の特性/natural properties
名称/Name ラブラドライト/Labradorite
結晶系/Crystal Structure 三斜晶系/Triclinic
化学組成/Composition ナトリウム・カルシウム・アルミノ珪酸塩/Sodium calcium aluminosilicate
硬度/Hardness 6
比重/SG 2.70
屈折率/RI 1.56-1.57
複屈折量/DR 0.010
光沢/Lustre ガラス光沢/Vitreous
パワーストーン/Crystal healing 変容を司る石。超感覚的な能力を高め、意識レベルを活性化させる。霊的な成長をサポートし、ネガティブなエネルギーを寄せ付けない。