トルマリンはトパーズ同様、さまざまな色がある。ルビーに近いような濃いピンク〜赤のものをルベライト(Rubellite)とも呼ぶ。赤いトルマリンの比重はピンクのトルマリンの比重より重い。強い多色性を有する。
結晶は丸みを帯びた三角柱のことが多く、表面には縦方向に条線が発達している(Photoギャラリー参照)。石内部に繊維状のインクリージョンが多数あるものは、カボションにするとキャッツアイ効果が出る。
主な産地はロシア、マダガスカル、アメリカ、ブラジル、ミャンマー、東アフリカなど。
クリスタル・ヒーリングにおいて、薄いピンクのトルマリンは子どもにも最適。感受性が強く、行動に問題を起こしがちな子に有用とされる。
石の特性/natural properties | |
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名称/Name | ピンク・トルマリン/Pink Tourmaline |
結晶系/Crystal Structure | 三方晶系/Trigonal |
化学組成/Composition | 複雑なホウケイ酸塩/Complex borosilicate |
硬度/Hardness | 7 1/2 |
比重/SG | 3.06 |
屈折率/RI | 1.62-1.64 |
複屈折量/DR | 0.018 |
光沢/Lustre | ガラス状/Vitreous |
パワーストーン/Crystal healing | 傷つきやすい心を守る、または気づいた心を回復させ、不安や緊張を和らげる。心臓や肺、ホルモンバランスを整える。インナーチャイルド・ヒーリングにも最適な石。 |